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研修医必見|”心が動かない”プレゼンに共通する話し方3選

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↻ 2021.07.20/2021.07.31
こんな人におすすめ

院内レクチャーを担当することになったけど,いつも手応えがない
自己満で終わっている気がする
どうせやるなら,聞いてよかったと思われる発表がしたい

大事なのは,地雷を踏まないこと

せっかく準備した発表,どうせなら前のめりに聞いて欲しいですよね.

良い発表をするには,構成・スライドデザインはもちろん,話し方も重要な要素です.

 

話し方には色々なテクニックが存在しますが,

「これをやるとスティーブ・ジョブズになれる!」

という魔法のようなコツはありません.

でも逆に,

「これをやると,絶対にいいプレゼンはできない」

という話し方は存在します.

 

大事なのは,地雷を踏まないこと.では早速紹介します.

例外を話す

Stop making excuses written message illustration design

職業柄,わたし達はリスクヘッジ癖がついてしまっています.

「おそらく大丈夫ですが,◯◯の可能性も否定できません」

命に関わる職業です.無理に言い切って何かあった場合,訴訟問題になりかねません.

ある程度は仕方ないでしょう.

 

しかしこれは,プレゼンでは圧倒的にマイナスです.

「◯◯(主張)です.ただし△△(例外)など,その限りではないこともあります.」

情報としては正しいのでしょう.

でも例外を説明しすぎると,聞き手の頭にすっと入りません.リズムも悪いです.

主張を明確に表明したほうが,スムーズに伝わります.

勇気を持って(というかしっかりと調べて),明確にポジションを取りましょう.

例外事項は,配布資料などに記載しておけば大丈夫です.

 

みんなに向けて話す

人前で話すときの視線の置き場って困りますよね.

空をみつめる,スライドを見る,など.

緊張をやわらげる方法として,ついやってしまいがちです.

 

でも,これらは全部アウト.

“聴衆”とは,あくまで”1人1人”の集合体.

特定の”あなた”に話すのと同じように話すのです.

 

聞き手は,空間に投げかけた言葉をわざわざ拾ってはくれません.

『今,わたしに話しかけている』感があると,自分ごととして聞いてくれます.

話すときは1人1人に視線をあわせましょう.

主語を”あなた”にすることも有効です.

 

”動詞”で伝えている

動詞で伝えることの何がダメなんだ?行動を促すんだから良くない?

悪くはないです.でも,足りません.

 

以前にもおすすめした「『いまの説明,わかりやすいね』と言われるコツ」では,

伝わる話し方について,こう説明しています.

「”動詞”ではなく,”動作”にして伝える」

「いまの説明,わかりやすいね!」と言われるコツ

これはどういうことか.

動詞:その言葉だけを見聞きしても「何をしたらいいか」がわからない表現
   (例:胸痛患者では,心筋梗塞に気をつける)
動作:その言葉を見聞きすれば,「どう行動したらいいか」がわかる表現
   (例:胸痛患者をみたら,全例心電図を記録する)

なんとなく動詞のほうが,伝えたいメッセージを上手く包括しているようにもみえます.

実際に動詞のほうが,どこか耳障りの良いメッセージに聞こえがちです.

 

でもメッセージが伝わることと,聞き手が実際に行動に移せるかは別物

具体的なアクションとしてイメージできないと,何も動いてはくれません.

 

では,”動作”で伝えるために,”具体的にどう行動”したらいいか

それは,「例えば?」を繰り返すことです.

じぶんが伝えたいメッセージに「それって例えば,どういうこと?」という質問を繰り返します.

それに答えていくと,どんどん抽象的な動詞→具体的な動作へと変わっていくのです.

 

あなたのその説明は,”動作”に移せますか?

 

まとめ

以上,”心が動かない”プレゼンに共通する話し方3選を紹介しました.

あなたはいくつ当てはまりましたか?

もし当てはまっていたとしても,これらを避けるだけでプレゼンは大きく変わります.

是非,気をつけてみてください.

言い切る
一人ひとりに話す
超・具体的に話す